ドビュッシー[作曲者一覧][ご注文]

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吹奏楽小編成
ベルガマスク組曲より 月の光
フルートの二重奏で始まり、全体奏となる。そして木管や金管が交互にからみながら、ドビュッシーの持つ色彩感を表現できるようになっている。とにかく柔らかい音色をつくるためにも、音楽のゆれを知るためにもこのような曲にチャレンジしていただきたい。
「子供の領分」より 1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
水の流れるような美しく印象的な旋律をもった音楽です。細かい動きを常に伴っているのが特徴ですが、この部分はピアノ(オプション)を使用することで演奏効果も得られると思います。もちろん木管楽器なども入ってますから、必要に応じて音色の変化をつけることも考えて使用するのも方法かと思います。
「子供の領分」より 2.象の子守歌
普段あまり活躍することのない低音楽器が主役として演奏できる曲で、とても興味深く面白みがあると思います。また、子守歌らしく穏やかな音楽で音色づくりの練習としても使えると思います。
「子供の領分」より 3.人形へのセレナード
題名が示すような可愛い曲で、弾みのある部分と美しい旋律が流れる部分の対比が素晴らしく、演奏も平易なので是非とも演奏して欲しい曲の1つです。
「子供の領分」より 4.雪は踊っている
雪のモチーフが4つの音で示され、その中で様々な動きが加わって、それが雪の踊る様子を表しています。ピアノまたはマリンバを使用すると効果が上がると思います。また、その他のオプションも有効に使ってください。
「子供の領分」より 5.小さな羊飼い
オーボエのソロ(他の楽器でも可)やクラリネット、フルートなど木管楽器によるアンサンブル的な、また室内楽的な音色のなかで可愛らしい音楽とどこか哀愁を感じる音楽は、ドビュッシーのこの曲でしか味わえないものになっています。
(注)トランペットは編成のなかに入っていません。
「子供の領分」より 6.ゴリウォーグのケーク・ウォーク
子供の領分のなかでももっとも有名なこの曲は、様々なパートが活躍します。弾みのある音楽が中心ですが、音色の変化や曲想の変化などは演奏している者にとっても、聴衆にとっても楽しめる作品です。オプションの利用やバランスのとり方の工夫で個性の表現もしてみて下さい。
「小組曲」より I.小舟にて IV.バレエ
I.小舟にてではフルートで始まるしなやかで親しみやすい音楽が様々な変をしながら静かに曲を閉じ、IV.バレエでは快活な4分の2拍子で弾みを持った部分とやわらかな曲想でありながら快活さを失わない素晴らしい曲です。この編曲はドビュッシーのピアノ曲からの編曲で、吹奏楽における音色の追求といった意味でも是非演奏して欲しい曲です。(時間 T.約4'00" W.約3'20")
「小組曲」より II.行列 III.メヌエット
"II.行列フルートの軽やかな旋律で始まり、クラリネットやサックスなども加わり音楽は進行します。全体的に木管中心で弾みのある曲です。
III.メヌエットクラリネットを中心にやはり木管群が大活躍します。ドビュッシーの雰囲気がたっぷり感じられる曲です。
I.小舟にてやIV.バレエと組み合わせてコンクールの自由曲にしてみても良いと思います。(時間 II.約3'20""III.約3'00"")"
沈める寺
ドビュッシーのピアノ前奏曲第1集の10曲目にあたる曲を編集しました。海の底に沈んでいる寺院が、過ぎ去った長い年月の奥から徐々にうかびあがり、教会の鐘が鳴り、賛美歌が聞こえてきます。原曲ではやがてまた静かに海の底に沈んで消えてゆくという音楽なのですが、この編曲では鳴り響いた音楽として強奏で終わります。


吹奏楽大編成
交響曲
ドビュッシーが18才前後に作曲したピアノ曲です。切れ目なく続く3楽章の交響曲のスタイルで書かれていて、とても叙情的です。というのも、ドビュッシーが17、8才の時分にチャイコフスキーの経済的パトロンだったメック夫人の家で、お抱えピアニストを務めたことがあったためだからでしょうか。編曲上、大編成の楽譜になっていますが、少人数(30人程度は必要)でも演奏可能です。コンクールなどでは、新鮮な響きと音楽が演奏効果を高めるはずです。


アンサンブル
前奏曲集第1集より 亜麻色の髪の乙女・吟遊詩人(木5)
とても有名な亜麻色の髪の乙女は旋律の美しさの表現を、吟遊詩人ではおどけた感じの音とリズム感の表現を、ドビュッシーの香りのなかで演奏できたらとても楽しいと思います。技術的というより音楽づくりの方が難しいかもしれません。
弦楽四重奏曲より 第1楽章(Cla.6)
弦楽四重奏曲が原曲ですが、クラリネットのアンサンブルのオリジナルなのではないかと思うほどの曲です。力強い主題は何度も現れ、なだらかな第2主題、そして新たな第3主題ががらんで力強く締めくくられます。コンテストなどにも最適な曲です。
夢想(Fl.4)
流れのあるやわらかな音楽は題名のとおり、夢想の世界という雰囲気が満ちあふれています。フルートの4重奏でなければこの曲は表現できないと思うほどの作品になっています。
前奏曲集第1集より 亜麻色の髪の乙女(Cla.5)
ドビュッシーの作品の中でも最も有名な曲で、流れるような旋律は音楽的なゆれをもって人の心を動かすでしょう。クラリネットアンサンブルとして、そのゆれと音色やスピードの変化をつけることがとても重要なことと思います。
アラベスク 第1番(Cla.6)
音楽の横の流れと躍動感のあるリズムが絡み合いながら大きな音楽をつくっている、という作品です。クラリネットアンサンブルならでは、という曲ではないかと思います。アラベスク第2番と組み合わせてコンテストなどで使ってみてはいかがでしょうか。
アラベスク 第2番(Cla.6)
はっきりとした音型で音楽も弾みを持っています。リズムの受け渡し、フレーズの受け渡しなど奏者の間で一人一人の役割がはっきりしているので、やりがいのある曲です。アラベスク第1番と組み合わせてコンテストなどで使ってみてはいかがでしょうか。
前奏曲集第1集より パックの踊り・吟遊詩人(混8)
ドビュッシーのピアノ曲からのアレンジです。技術的にも音楽的にもかなり難しいところが多くあります。また、打楽器についてはマルチでの演奏になるので配置やマレットなどに工夫することが大切になります。
使用打楽器:Mari. Trgl. Tamb. S.D. Woodblock, SuspCymb.(High&Low)
前奏曲集より ヒースの草むら、吟遊詩人(Cla.4)
ドビュッシーのピアノ前奏曲集の中から2曲を取り上げての編曲です。少々技術的に要求されるところもありますが、聴き映えのする作品です。
シャルル=ドルレアンの3つの歌(金6)
原曲は混声合唱の曲です。金管アンサンブルのやわらかい音色とフレーズは新鮮な響きをつくります。コンテスト等でも効果が上がると思います。
トリオよりI(木8)
流れのあるしなやかな音楽です。色彩の変化もあり、音楽のゆれを感じます。ドビュッシーの音楽がたっぷりで、聴衆を魅了する力を持った曲です。
間奏曲(木8)
クラリネット4重奏とサックス4重奏が一緒になったような8重奏の編成ですが、それぞれの楽器の機能を生かしてアンサンブルすることで、新しい響きをつくり出して欲しいと思います。様々な変化が要求される曲です。
ディアーヌ序曲(混8)
Hornのソロで始まる8分の6拍子の音楽です。混合8重奏の音色の変化をもって、ドビュッシーの色彩を表現して欲しいと思います。様々な音楽の変化、表情の違いを音楽にしていくのはアンサンブルの醍醐味です。アンサンブルの実力を試せる曲だと思います。
シャルル=ドルレアンの3つの歌(木6)
原曲は混声合唱の曲です。ドビュッシーの音色の変化、3つの曲からなる曲の変化、響きの変化と、とにかく変化に富んでいる曲です。コンテスト等に最適。
喜びの島(木4)
フルート、オーボエ、クラリネット2本のアンサンブルで、それぞれ技術的にかなり難しいですがアンサンブルがかたちになった時、ドビュッシーの音楽は表出されます。チャレンジ曲です。
サラバンド(混5)
5声のアンサンブルです。ドビュッシーの「ピアノのために」の2曲目が原曲です。それぞれの声部で楽器が選択できます。例えばOboe, Bassoonの入った基本的な木管5重奏、あるいはクラリネット5重奏(Cla.4 BsCla.)、サックス5重奏(Sop.2 Alt. Ten. Bar.)等々。個性的な編成を組むのも良いと思います。コンテスト等でも効果はあります。
民謡の主題によるスコットランド行進曲(木8)
めずらしい編成の木管八重奏です。Flute 1 はPiccolo に、Oboe はEnglishhorn に持ち替えがあります。ドビュッシーの色を充分に出せる編成とアレンジです。この曲は編曲者の今野氏の希望により、売上の一部を東日本大震災の復興支援金として寄付することになっています。
バッカスの勝利(混8)
ドビュッシーの連弾曲からアレンジした作品です。「各パートから1人ずつ」という編成の8重奏ですが、solo があり、木管と金管の絡みもあり、打楽器の色づけのようなところもあり、とにかく多彩です。コンテスト等でチャレンジしてみてはいかがでしょう?
使用打楽器:Trgl. SuspCymb. Mari.
ダンス(木6)
拍子感がとても面白く、6/8 拍子でありながら3 拍子を感じたり、テンポは同じでも大きなゆったりとした音楽になったりと、色彩の変化や音楽の変化が素晴らしい作品です。コンテスト等にも最適な曲です。
トリオより II.(木7)
原曲はヴァイオリン、チェロ、ピアノ(クラビーア)による三重奏曲、「ピアノ三重奏曲ト長調」です。この曲は第2 楽章Scherzo-Intermezzo の部分です。トゥッティのサウンドを聴かせる部分とソロ的な部分等、やはり色彩豊かな作品です。カット等の工夫で第4 楽章のFinale(トリオよりIV.)と対にしてコンテスト等での演奏も可能です。
トリオより IV.(木7)
原曲はヴァイオリン、チェロ、ピアノ(クラビーア)による三重奏曲、「ピアノ三重奏曲ト長調」です。この曲は第4 楽章Finale の部分です。トゥッティの力強い音楽によって支配されていますが、中間部ではソロ的な美しさもある曲です。カット等の工夫で第2 楽章のScherzo-Intermezzo(トリオよりII.)と対にしてコンテスト等での演奏も可能です。
小組曲より メヌエット、バレエ(木7)
ドビュッシーの小組曲から、メヌエットとバレエで構成されています。しっとりとしたメヌエットと快活なバレエ。アンサンブルでドビュッシーの世界を堪能してみて下さい。コンテストなどでも使えると思います。
子供の領分 より(金5)
不思議な感じの「象の子守唄」は五音音階の旋律と2 度の和音が特徴的で、金管アンサンブルで表現するのは難しいかもしれませんが、「ゴリウォーグのケークウォーク」は有名なのでどこかで聴いたことのある旋律だと思います。ドビュッシーの世界に挑戦してみてはいかがでしょう。

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