レスピーギ[作曲者一覧][ご注文]

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吹奏楽小編成
組曲ト長調より IV.聖歌
金管の重厚な響きに始まり、木管の響きに移り低音楽器のテーマがあらわれる。トゥッティでしっかりとした音楽のあとにはクラリネットやサックスのからみ合い、そして金管と木管のからみ合いとなる。トランペットやホルン、トロンボーンなどの動きから全体の音楽が壮大なクライマックスになり終わる。テンポはGraveをくずさず、技術的にも易しい曲だがコンクールなどでも充分使用できる曲になっている。
組曲ト長調より II.アリア
クラリネットが主体で音楽は進行してゆくが、全体的にやわらかな中に力強さやエネルギーのようなものを感じる曲で、レスピーギ特有のどこか神秘的な雰囲気が感じられる。Lentoによるテンポ表示ではあるが、速めに演奏したほうが効果が上がる。また、クラリネットはpであっても相当の主張を持って演奏して欲しい。
バレエ音楽「シバの女王、ベルキス」I.ソロモンの夢
フルートやクラリネット、サックスなどがsoliやsoloで活躍すると、木管群のユニゾンによる情熱的な音楽になります。そしてまたサックスによる甘い旋律が奏されると、その旋律は木管群のユニゾンで拡大され、遠くに去っていくように音楽は終わります。
バレエ音楽「シバの女王、ベルキス」II.戦いの踊り
打楽器群や低音楽器群による激しい音楽から、全体がそれぞれの楽器群が呼応する力のある音楽になります。クラリネットと太鼓のデュエットから、呼応するモチーフが力強く現れると一転してスピード感のある変拍子の音楽になります。そのままエネルギッシュに曲を閉じます。
バレエ音楽「シバの女王、ベルキス」III.夜明けのベルキスの踊り
フルートのよる官能的な旋律で始まります。この官能的な世界はクラリネットやサックスなどのsoloを中心に、打楽器や金管などに呼応しながら進んでゆきます。そしてゆったりとこの場面の音楽は終わります。
バレエ音楽「シバの女王、ベルキス」IV.狂宴の踊り
木管群の激しく力強いユニゾンで始まります。そして打楽器群や、金管群のエネルギッシュな伴奏を伴って進行してゆきます。中間部では声による演奏も可能になっています。壮大で力強さをもってクライマックスを築いてゆくこの曲を、吹奏楽の少人数・小編成のバンドでも演奏して欲しいという想いで編曲しました。
「6つの歌」1.ロマンス
大変美しい旋律をもった曲です。歌って語れるような、オペラのアリアのようです。
「6つの歌」2.シチリアの狩りの歌
12/8拍子の軽快な曲です。演奏することが楽しくなる感じですが、スタッカートやマルカートの奏法が大切になってきます。
「6つの歌」3.アルメニアの歌
6/8拍子でたっぷりとした音楽はあたたかく、やわらかい音で心をつつんでくれるようです。
「6つの歌」4.ノエル、ノエル!
12/8拍子で、クリスマスを祝う歌という意味があるだけに、喜びに満ちあるれているような曲です。パーカッションでカスタネットを使っているのが特徴です。
「6つの歌」5.スコットランドの歌
哀愁を感じる音楽です。音を大切に、フレーズを大切に歌ってください。
「6つの歌」6.高原に住む小さな人々
全体が強奏の力強い音楽です。どこか大地を一歩一歩踏みしめるようなイメージがあります。テンポの解釈はかなり幅があると思います。


吹奏楽大編成
ベルファゴール序曲
冒頭からエネルギーが爆発し、そのエネルギーは切れることのない速い8分音符に受け渡されながら鋭い旋律とともに維持されます。緊張感のある木管群の動きのなかに金管の鋭さは特に印象に残るでしょう。低音群の静かな中での主張のある旋律もこの曲を引き締めています。中間部ではオーボエのポルタメントから徐々に盛り上がり、ホルンなどが活躍し壮大な音楽を築きます。また、オーボエのソロは非常に印象深く、後半でも速いテンポからオーボエのソロの拡大テーマがクライマックスを作って激しく終わります。コンクールなどでも取り上げられることが多くなる曲だと思います。
第12旋法によるメタモルフォーゼ
とても印象深い主題は哀愁を感じるような、しかし力強さも感じさせます。主題から12の変奏をつくっていますが、物語のようなあるいはバレエを見るような場面の変化のおもしろさを感じます。音楽は美しく力強く、そして説得力のあるエネルギーを持っています。コンクールなどでは個性ある演奏が期待できる曲だと思います。(7番目の変奏はハープなどのカデンツァが多く、一般的に演奏が困難と思われるため除いてアレンジしてあります。)


アンサンブル
リュートのための古い舞曲とアリア第3組曲より I. III.(Sax.4)
耳慣れた曲と言っても良いイタリアーナ・シチリアーナは音楽もわかりやすく、技術的にも比較的平易で演奏効果も高いでしょう。旋律の部分よりも伴奏部分の方が難しいかもしれませんが、この曲では、そんな裏方さんの大切さを知ることができると思います。
タバッキエラ組曲よりIII(木6)
軽快で力強い音楽で始まります。全体的にしっかりとしたリズム感があって、その中に様々な変化があるというイメージです。
組曲ト長調よりI.前奏曲(木8)
力感のある重厚な音楽です。音の連なりが大切で、また低音の音の変化を音楽にする面白さを持った曲です。
組曲ト長調よりII.アリア(木8)
歌心のある曲ですが、どこか重厚な、そして音の持っているエネルギーが次から次へと重なってくるような曲です。
組曲ト長調よりIV.聖歌(木8)
重みのあるコラールは変化しながら前進性を持って進行していくという曲です。総奏が基本ですが、その中に音楽の変化を感じ、音楽の持っているエネルギーを大切に演奏して下さい。
ガリアルダ(木7)
「リュートの為の古風な舞曲とアリア」からレスピーギ自身がピアノ用に編曲した作品を基にしました。力強い3拍子の音楽がしなやかな流れの3拍子の音楽に変化し、ダ・カーポして力強く終わります。
ガリアルダ(金7)
「リュートの為の古風な舞曲とアリア」からレスピーギ自身がピアノ用に編曲した作品を基にしました。力強い3拍子の音楽がしなやかな流れの3拍子の音楽に変化し、ダ・カーポして力強く終わります。
甘美なワルツ(混7)
題名のとおり、美しいワルツです。金管はやわらかい音色で、木管は主張のある音でバランスをとって下さい。音楽の流れが心にしみるはずです。
メヌエット(混7)
木管と金管が呼応する音楽で始まります。優しさのある旋律は音楽を感じます。そして何より美しさが際立ちます。
リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲より IV. パッサ・メッツォと仮面舞踏会(金6)
第3組曲がとても有名ですが、この第1組曲の「パッサ・メッツォと仮面舞踏会」もなかなか面白い曲です。金管アンサンブルでも表現しやすく、演奏者にとって勉強になり、聴衆にとっても変化が楽しめる曲だと思います。

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