山本 教生[作曲者一覧][ご注文]

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吹奏楽大編成
吹奏楽のための「うさぎ」による変容
「うさぎ うさぎ 何見てはねる?」という日本の童謡を主題にした曲です。ティンパニーの3 連符によって始まる打楽器群のアンサンブルの中に、それと絡み合うようにトゥッティで奏される前奏部に続き、主題が木管群によって現れます。すると日本的な田舎の風景の中で人々が踊り、語らうような音楽になります。しかし、そんな楽しい音楽は少し不安で暗い雰囲気に変化しますが、金管群の弾みのある音楽で再び明るさを取り戻します。そして、温かく家族が大きな輪の中にいるような音楽がオーボエ(またはアルトサックス)のソロから始まります。スケールの大きな音楽となり、改めて前進性のある音楽へ変化しながら力強く終わります。
様々なバリエーション、場面によって構成されていますが、コンクール等では場面をカットして演奏しても構いません。また、30 名程度でも演奏可能です。部分的なカットやソロの工夫等で、個性のある演奏にすることが出来ると思います。
吹奏楽のための「竹田の子守唄」による幻想曲
「守りもいやがる 盆から先にゃ」という民謡を主題にした曲です。中音域で力強く始まり、金管群と打楽器による前奏が印象的です。神秘的な弱奏部を経て牧歌的な音楽へと変化します。そして舞曲のようなビートのある音楽になり盛り上がりますが、哀愁のある音楽へ移るとしだいに力強さを増して強奏部へとさらに変化します。短い弱奏部はどこか不安になるような部分ですが、その後ようやく主題が現れます。この主題は形を変えながらクライマックスをつくり、壮大に終わります。
コンクール等では場面のカット等を工夫して、個性のある演奏にしても良いと思います。また、30名程度でも演奏可能です。
吹奏楽のための「冬景色」による変容
「さ霧消ゆる湊江(みなとえ)の?」という文部省唱歌を主題にした曲です。冒頭のファゴット(またはテナーサックスやバリトンサックス)のソロは主題の変形で、神秘的な雰囲気で始まります。少しひんやりとした前奏部からヴィヴァーチェに移り、打楽器とトランペットの駆け抜けるようなスピード感のある音楽に変化します。木管群と金管・打楽器群が絡み合い、さらに舞曲的な弾みのある音楽に変化し、いよいよ主題が現れます。この主題は対位しながら変化し、大きなスケールでいて和声的にグロテスクな部分も残し、緊張感のあるテーマの断片をつくりながら進行します。スピード感のある動機が再び現れ、舞曲的な動機も絡んで力強く終わります。
コンクール等では場面をカットして演奏しても構いません。また、30 名程度でも演奏可能です。部分的なカットやソロの工夫等で、個性のある演奏にすることが出来ると思います。
吹奏楽のための「紅葉」による変奏曲
「秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)?」このよく知られている唱歌を主題として様々に変奏しています。主題の断片的な部分が分散したファンファーレのように始まり、バラバラになっていたものが一つになるかのようにホルンが奏でると主題が現れます。低音群によって奏でられた主題は、次に美しく歌い上げるように変化します。突然、打楽器群によっておどけたような主題の断片が現れると、それは金管群へさらには木管群へと移り、いたずらでもするかのように、アルトサックスのソロ(カデンツァ風)が現れます。しかし、おどけた音楽は舞曲のようになり、今度は少し威厳のある舞曲風となって現れます。そして、優しさのあるコラールから次第にファンファーレをともない、高々と歌い上げられて曲は終わります。
コンクール等では場面をカットして演奏しても構いません。また、30 名程度でも演奏可能です。部分的なカットやソロの工夫等で、個性のある演奏にすることが出来ると思います。
BEACH〜自然の中で…
自然の中の力強さや恐ろしさ、やさしさの中の不気味さは、人間が自然には勝てないことがわかっているから感じるのではないか…。 そんな思いをB・E・A・C・H の音を使って作曲しました。


アンサンブル
興奮(打4)
各楽器の音色をダイナミックの変化に対応させて研究してみて下さい。また、リズムは比較的単純なリズムで構成されていますから、拍子感やアクセントに注意して演奏して下さい。
使用打楽器:SD. BD. TD. Tamb. Trgl. SuspCymb. Claves.
カラー シェーム(Cla.4)
同系色を様々に変化させ、混ぜた色とそこから現れる不思議な色をちりばめながら中間部の単純な主題をはさみ、グラデーションをかけながら曲は進行します。
バガテル 〜トロンボーン4重奏と打楽器のために(Trb.4+打)
ファンファーレのように始まり、そのリズムの主題は Tom-tom によって反復され、複雑にからみ合う音の中でリズムの主題の断片と SuspendedCymbal などによって締めくくられます。中間部の Adagio は冷たく、遠くで響くようなイメージで演奏して下さい。
パーテル ノステル(打6)
パーテル ノステルとは「われらの父」という意味ですが、父を主題に妻・母・子供たちのモティーフが現れます。強奏部から曲が始まり、少々怖いがやさしいテーマとリズミカルなテーマが現れ、morendo で曲は終わります。
トリプレクス(打4)
トリプレクスとは「3つ組」という意味で、この曲は3つの部分に分けることが出来ます。それぞれの持つ音楽をドライブ感覚をもって演奏して下さい。なお、時間に余裕があれば頭から28小節目までを再度演奏して終わっても良いと思います。
使用打楽器:SupCymb. Bongo Cowbell B.D. Glock. Trgl. Hi-hat S.D. Timp.
バッカスダンス(打5)
拍子と弾み、そしてフレーズの揺れなどが強烈なリズムエネルギーの中から生み出されるというイメージの曲です。
使用打楽器:使用打楽器: S.D. Bongo, Xylo. S.D. Conga, Glock. 3Toms, Cymb. Vib. SuspCymb. B.D. Timp.
パルス(打3)
Vivce でエネルギッシュな8分の6拍子の音楽です。3つのドラムのリズムのかけ合いから始まります。中間部はハイハットと2つのサスペンドシンバルによる音色の変化、そして4分の4拍子のノリのある音楽になっています。4分の4拍子では、ドラムとシンバルのバランスに気をつけてください。
使用打楽器:Hi-hat. S.D. / HighSuspCymb. HighTom-t. / LowSuspCymb. LowTom-t.
オン ザ タウン(打3)
On the town と言うのは「歓楽にふけって」という意味ですが、楽しく演奏して欲しいと思ってつけた曲名です。中間部では少々哀愁を感じられると、この曲が生きると思います。
使用打楽器:S.D. Trgl. / B.D. HighSuspCymb. / HighSuspCymb. LowSuspCymb. Cymb.
ポップ トーン(打4)
少々アメリカ的な音楽を意識して演奏して下さい。表現に変化をつけて、個性のある音楽になってくれるとうれしいです。奏法にも変化がありますので、楽しんで演奏して下さい。
使用打楽器:Timp. SuspCymb. / 3Toms / S.D. / B.D.
ザ・トライアド (打3)
3人の打楽器奏者の絡み、というようなイメージです。全体は4拍子が中心ですが、途中で拍子が乱れるような部分やアダージョでのスティックワーク、そしてカデンツァの部分など変化を持たせています。
使用打楽器:Timp. Cowbell, Hi-Hat, SD. SuspCymb(High&Low), 3Toms, SuspCymb.
ハート アンド ダンス (打3)
何かへの想い、そして踊り。というイメージです。冒頭部での何かに向かっていく想い、そして静かにしかし力のある踊りへと進行します。8分の6拍子部分では弾みのある踊り、そして迷いのある想いの部分を経てクライマックスへと進行します。
使用打楽器:Timp. SD. SuspCymb. SD. Bongos
エチュード 3人の打楽器奏者のための(打3)
マーチのような行進をしていくイメージです。しっかりとしたビート感や3連音符やアクセントなど、工夫をして変化のある演奏にして下さい。途中のメノモッソは休みながら何かを眺めているような雰囲気で演奏してみて下さい。perc.html
使用打楽器:SD. Tamb. Hi-hat, Cymb. SuspCymb. BD.
空の詩(Fl.3)
ドリア旋法を意識した5/4 拍子を中心とした音楽です。流れのある音楽とダンスをしているような音楽、また詩を歌っているような音楽で空のうつろいのようなものを感じてもらえたら最高です。
空の詩(Cla.3)
ドリア旋法を意識した5/4 拍子を中心とした音楽です。流れのある音楽とダンスをしているような音楽、また詩を歌っているような音楽で空のうつろいのようなものを感じてもらえたら最高です。
「紅葉」による変奏曲(Cla.4)
テーマと6 つのバリエーションで構成しました。Var.II で16 分音符でテーマを装飾している部分が少々難しいですが、Var.IV では弾みのある音楽に、Var.VI ではちょっとおどけた音楽になったりと変化が面白く、飽きることなく聴くことができると思います。
「雪」による変奏曲(Cla.4)
テーマの前奏とテーマ、11 のバリエーションで構成しました。ある意味練習曲のようなところがあり、拍子やスタイルが様々に変化していきます。初心者には難しいバリエーションをカットして演奏するのも良いと思います。勿論、コンテスト等でも演奏して欲しい一曲です。
「春の小川」による変奏曲(Cla.4)
序奏、テーマと6つのバリエーションで構成されています。Var.II で少々難しいところはありますが、全体として技術的には平易なので余裕をもって音楽表現ができると思います。

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